仮想通貨に関する考察

BTC+ETHを7割で守りを固めよ

 取引参加者が多く、値動きが比較的安定しているビットコインやイーサリアムを長期で保有しよう。理想は7割。毎月少しずつ積み立ててもいい。残りの3割は、アルトコインに投資するか、相場の急落に備えて日本円のままにしておくのもよいだろう。 

 仮想通貨投資は胡散臭い?  仮想通貨をうさんくさいと思うのも無理はないという。「25年前インターネットが世の中に登場した時は、多くの人々が理解をできませんでした。それが今ではインターネットは多くの人が利便性を理解し生活必需品となっている。仮想通貨の技術も同じです。こういったイノベーションは経験しないとわかりにくいですが、まず興味をもって投資する姿勢が大切です」 

注目しているアルトコイン5選  アルトコインの選び方としては、仮想通貨時価総額ランキングが20~30位くらいの程よいコインがおすすめだという。「これからの成長性が期待できる『10倍銘柄』が隠れている可能性があります。まず私が一番注目しているのはポルカドット(DOT)とファイルコイン(FIL)です。これは昨年の中国での人気トップ2の銘柄。今後もチャイナマネーの影響でまだまだ上がるでしょう。年末までの数か月以内で注目はインターネットコンピューター(ICP)です。今年5月に上場して時価総額が5兆円近くまで上昇したのですが、現在は価格も落ち着きました。2年以内に価格が戻ると予想します。国内取引所に上場しているアルトコインで言えばエイダコイン(ADA)、ベーシックアテンショントークン(BAT)は時価総額も高く、今後が期待できるコインになります」 
 


【1】Polkadot ポルカドット 価格:約3152円 時価総額:3兆1186億円 取扱取引所:ビットフライヤー、GMOコイン ブロックチェーンによる新しいインターネット空間Web3.0を創り出すことを目指したプロジェクトおよびブロックチェーン。異なるブロックチェーン同士をつなげることで、ブロックチェーン同士のインターオペラビリティー(相互運用性)を実現しようとしている。 
 ●Polkadotが目指すWeb3.0とは? 分散型ネットワークを活用した非中央集権型のWebのこと。現在のWebは大企業によって個人の情報が管理されている(Web2.0)が、Web3.0ではブロックチェーン技術によりネットワーク上に情報を管理することでユーザー自身がデータを管理できるようになる。 

 【2】BAT ベーシックアテンショントークン 価格:約87.4円 時価総額:1303億円 取扱取引所:Coincheckなど Webブラウザー『brave』で利用できる独自のトークン。『brave』は広告の表示をユーザーが選択できトラッキングやブラウジングの遅延といった既存のWeb広告が抱える問題点を解決してくれる新たなWebブラウザーになっている。広告を閲覧するとBATがもらえる。 


 【3】Filecoin ファイルコイン 価格:約8157円 時価総額:8兆501億円 取扱取引所:バイナンス(海外)など ユーザーのPCやスマホのストレージをシェアする分散型ストレージ構築を目指したプロジェクト。HTTPに代わる分散型のインターネットファイルシステム「IPFS」(InterPlanetary File System)を実現するために開発された。 


 【4】ICP インターネットコンピューター 価格:約7297.18円 時価総額:1兆1366億円 取扱取引所:バイナンス(海外)など 既存の企業によるクラウドサービスから脱却するため、ブロックチェーン上とクラウドが融合したサービスの実現を目指している。ビットコイン、イーサリアムに続くブロックチェーンイノベーションといわれているほど注目を集めている。 【5】ADA エイダコイン 価格:約270円 時価総額:8兆6719億円 取扱取引所:バイナンス(海外)など オンラインカジノプラットフォーム『Cardano』で利用できる仮想通貨。従来のオンラインカジノはユーザーが必ず不利益を被るシステムとなっており、ブロックチェーン技術により公平性を実現しようとした。現在は法定通貨に代わる通貨を目指している。 ※それぞれの価格や時価総額は2021年8月22日時点。

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